【本の地震対策】についてご質問をいただきました。

ご質問

『本がたくさんあるのですが、小さい子供もいるので、地震に備えて安全に収納したいです。
何冊あるか数えたことはないのですが、家族全員の本が3つの本棚にバラバラに入っています。
ぎゅうぎゅうではないです。
一応本棚は倒れないようにしてありますが、絵本の大きいのは縦にはいらず、上の空間にはみ出てはいっている状態で地震とかあったら怖いなぁと思っています。
1つは横長で2つは縦長の本棚です。』

メッセージありがとうございます。
回答させていただきます。


以前、整理収納サポートに伺ったお宅では、
ご主人さまのお部屋の1つの壁面がほぼ天井まである本棚で、入りきらない本たちが床に積み上げてありました。
『寝ているときに地震があったら、死ぬか生き埋めだろうな😥』と怯えました。

ここまでの本棚ではないかもしれませんが、大人には腰高の本棚でも、小さなお子様にとっては身長より高くなります。本というのは紙の塊(つまりは、ほぼ木と同じ)で、落ちてきたらとても重く危険です。

文面から、『地震が心配、安全のための収納』ということでアドバイスさせていただきます。

『一応〜倒れないように〜』の一応が気になります。心配でしたらしっかりと固定してください。

まずは、すべての本を本棚から出して、
《いる》《いらない》《わからない》の3つに分けていきます。
その際、大人用、子供用も分類します。
必要であれば各自で分けます。

《わからない本》は保留にし、1年以内にもう一度整理し直します。
保留ボックスを作り、見直し整理の日の期限を記入しておきましょう。

いる本は本棚に戻しますが、子供用の本は背の低い本棚を使用します。
身長より高くないものを。

縦長の本棚が、お子様の身長より高さがあるようでしたら、使わない方が良いかと思います。
使うのであれば、成長し本棚の高さを超えてからです。

縦長の本棚はしっかり固定し、本はなるべく下の段に置いていきます。
上の方が軽くなるように。

失礼ながら言わせていただきますと、
本はたくさんあるようですが、本の冊数が分からないことや、バラバラに入れていることから、本への愛着があまりないように思われます。
整理することで1/4〜1/3の量が減るのではないでしょうか?
一度に全てではなくとも、本棚の一段ずつでも整理を進めていただきたいと思います。

安全対策のためには、収納を考えるよりも絶対数を減らすことの方が肝心です。
そして重いものは下へ下へ置きましょう。

room work

お部屋と心の整理をサポート 整理収納コンサルタント& メンタルトレーナー 鷹野由紀

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