【もったいない!精神が強い家族にモノを減らしてほしい】というご質問をいただきました。

ご質問
『夫は昔から、捨てるのは勿体ない!という考え方が強く、ボロボロになっていたり、もう着ない衣類なども捨てずに置いています。私と考え方の違う夫に、もう少しモノを減らすことに興味を持ってもらいたいのです。なんと言葉掛けしてよいかも悩みます。』

相手を変えることはできません。

変えることができるのは自分だけです。

真似したい!と思わせることが一番の近道です。

ご主人さまの『勿体ない精神』は、昨日今日芽生えたものではありません。
何十年も生きてきた大人に、自分の考え方を分かってもらうのは至難の業!
それよりも、自分が相手に寄り添って気持ちを理解しましょう。

どうしてボロボロの服も、着ない服も捨てずに取っておくのでしょうか?

一般的に、持ち主のセルフイメージが持ち物に投影されます。

この場合のご主人への寄り添い方は、ご主人の持ち物を大切に扱うこと。丁寧に洗濯したり、ご主人さまのお好みの香りを付けたり、アイロンをかけたり。着ない服も着られるような状態に整えてあげることです。

そして折を見て、下着や靴下(見えない部分の衣類をご主人好みのもので)などを1〜2枚新しくプレゼントし、

『あなたにふさわしいものを着てほしい。』と、さりげなく優しくお願いします。


勿体ない精神にもいろいろありますが、
ボロボロの服を手放せないのは、どこかで『自分はこのくらいの服でちょうどいい』という潜在意識があるからです。
つまり、言葉掛けで変えられるものではないのです。

『自分に、この服はふさわしくない』

と自ら感じてもらうしかありません。

そのためには、上記の2点と、
共用スペース(玄関、洗面台、寝室、トイレ、リビングダイニング)をご主人にふさわしい状態に整えて、常に清潔にすること。
奥様自身のクローゼットを奥様にふさわしい状態にキープすることです。

人は環境による影響を受けやすく、ほとんどの方は『朱に交われば赤く』なります。
もしも、奥様がどんなに整理収納、掃除などで環境を整えても、ご主人さまが変わらないなら、何ものにも惑わされない軸のブレない素敵な人なのかもしれません^_^


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